「新婚の時の関係に戻りたいと思っています。先生なんとかなりませんか?」
こんな質問をよく受けます。
関係修復という言葉は使いやすい言葉ですので私はよく利用します。
ただ、厳密にいうと関係修復という目標に向かうこと自体無理であり、かつ不必要なことだと思っています。
「昔楽しかった関係に戻りたい」
離婚せず継続を望まれる方の多くがそう言われます。
しかし、時間は戻らないものなのです。
その時と比べてあなたは変わっていませんか?
周りの環境は変わっていませんか?
答えはは確実にイエスです。
変わらない人はいません。変わらない環境はありません。
その中で昔の関係に戻ったら昔のような関係になれるとは限らないのです。
「いやいや、自分たちはまったく変わっていません」と言われ方があるかもしれません。
じゃあ、年齢も変わっていませんか?
その質問は多少乱暴ではあります。ただ、私が言いたいのは、変わらないということは不可能なことなのです。
さて、関係修復と同じような意味で元鞘に戻るという言葉があります。
いくら鞘を前と同じにしても、刀が変化していたらはいらないのです。
そもそも鞘は壊れていて修復不能なのですから。。。。。。
鞘の部分
不倫した側の人間がよく「なかったことにして不倫の前の状況に戻りたい」
と言われます。しかしされた側からしたら、なかったことにするなんて無理なのです。
昔機能していた鞘は裏切りという感情的なダメージを受けて修復不可能なのです。
ではどうしたらいいのか?
関係修復、元鞘に戻るということがゴールではないのなら答えはなんなのか?
新しい関係、新しい鞘をつくるということです。
そしてそれは今まで二人が作った事の無いまったく未知の物である可能性が高いのです。
2009年よりカップル夫婦の専門相談機関Hummingbirdを立ち上げ、カップル、夫婦の臨床活動、研究活動がライフワーク。
不倫夫婦の修復、セックスレスの解消、意見や価値観のズレからくる葛藤解消、さらにモラルハラスメント、DVなどの脱学習が専門。
暴力などの脱学習を目的とした一般社団法人UNLEARNや心理療法の一つであるSFAの普及、教育を目的とした一般社団法人日本SFAの理事。
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松本心理ラボ
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