不妊治療で亀裂が生じた夫婦関係を修復する

結婚当初は特に問題なく仲も良かった夫婦が、不妊治療をきっかけに、気持ちがすれ違うようになってしまった…という話を時々聞きます。最初は小さな不満だったものが、だんだん積み重なり、日常のコミュニケーションもうまくいかなくなり…。

それが続くと、このまま夫婦二人の子供をもっていいのだろうか、という思いまで抱いてしまうかもしれません。その後、めでたく子供を授かっても、不妊治療中のぎくしゃくした関係や、不妊治療中に感じた辛い思いを引きずってしまい、育児という次の大変な作業に十分協力し合えないということもあります。

多くの場合、もともとはごく普通の仲の良い夫婦だったはずです。不妊治療には、それだけ夫婦の関係が壊れやすい要素があることは事実です。「男として子供一人作れないなんて」「女性として妊娠できないなんて」など、自身の性の問題と向き合う必要があるのでなおさらなのかもしれません。

病院でも、「夫婦で一度良く話し合って下さい」と言われたりしますが、それ自体がもう夫婦二人では困難になっているというケースも多いです。

そんな時は、夫婦でカウンセリングを受けるというのも一つの選択だと思います。不妊治療によって生じた夫婦のズレを修復し、お互いに力を合わせて前に進んでいくためのお手伝いをさせていただきます。

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この記事を書いた人

心理士として、カップル、夫婦を軸に臨床活動、研究活動をライフワークとしています。。主に、不倫、セックスレスなどからの夫婦の修復や、意見がズレる時の葛藤解消を専門にしています。

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